皆様は、
「サルコペニア」
という言葉を耳にしたことはありますか?
サルコペニアとは加齢に伴う筋力低下のことを指します。
細かく説明すると、
サルコペニアとは、加齢や疾患により、筋肉量が減少することで、握力や下肢筋・体幹筋など全身の「筋力低下が起こること」を指します。または、歩くスピードが遅くなる、杖や手すりが必要になるなど、「身体機能の低下が起こること」を指します。
引用元
定義と診断に関する欧州関連学会のコンセンサス ―高齢者のサルコペニアに関する欧州ワーキンググループの報告―の監訳 厚生労働科学研究補助金(長寿科学総合研究事業)高齢者における加齢性筋肉減弱現象 (サルコペニア)に関する予防対策確立のための包括的研究研究班
このように言われています。
加齢に伴い、
・筋肉を作るために必要なタンパク質を合成する物質やホルモンの減少
・筋肉を動かすにあたって必要となる細胞の減少
・ミトコンドリアの機能障害
などが身体の中で起こりサルコペニアに繋がってしまいます。
また、サルコペニアの中でも3段階に分けると、
1,プレサルコペニア
→”筋肉量”のみ低下した状態
2,サルコペニア
→”筋肉量”に加え、”筋力”または歩行能力などの”身体能力”の低下が生じている状態
3,重症サルコペニア
→”筋肉量”筋力””身体能力”の3つ全てが低下している状態。
このようになります。
サルコペニアを防ぐためには下半身の筋力トレーニングがもちろん重要ですが、
まずは自分の身体の筋肉量を知る必要があります。
エバーウォークフィットでは下半身の筋力を鍛える
スクワットを中心としたトレーニングに加えて、
身体組成計を用いて毎月1回全身の筋肉量と、各部位別の筋肉量を測定しています。

数値でご自身の今の状況を見ることで、目標やトレーニングの効果を確かめることができます。
目標を設定してトレーニングを行うと、
日々のトレーニングの中にも達成感が生まれ無理なく行うことができます。
日々の習慣にトレーニングを加えてサルコペニアを防ぎましょう!
・運動を始めたい方、
・お身体に不安がある方
・自分の身体の状態を知りたい方
まずはお気軽にお問い合わせください。
身体のプロがアドバイスさせて頂きます。
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執筆者
水野 純一
店舗マネージャー
整形外科に勤務する傍ら、パーソナルトレーナーとしても活動しプロサッカー選手やモデルなどをクライアントに持っていた。また、セラピストや一般の方向けにセミナー講師も行っている。
○理学療法士
○PHIピラティス公認インストラクター
○スポーツフードスペシャリスト