スクワットは下半身や体幹部の筋力を鍛えるために効果的な理由をエバーウォークフィットのブログではお伝えしています。
今回は筋力という目線ではなく「バランス」という目線でスクワットの効果をお伝え致します。
普段行っているバランスを保つための3つの戦略とは?
私たちは普段、転ばないようにバランスを保っています。
その方法は姿勢戦略と呼ばれます。
姿勢戦略は、
・股関節戦略
→股関節を中心として、身体重心を調整する方法。
・足関節戦略
→足関節を中心に、足圧中心を調整する方法。
・ステッピング戦略
→足を一歩踏み出し支持面を変化させる方法。
この3つです。
この中でも股関節戦略と足関節戦略についてお伝えいたします。
例えば、立っている状態から正面にまっすぐ手を伸ばし続ける運動を行うとします。
その際、お尻を後ろに突き出すようにして前に身体が倒れないようにバランスを取ります。
これが股関節戦略です。
足関節戦略は股関節戦略に対して、より筋力を必要とする上に複雑な運動です。
例えば、足場が悪いなかで転ばないようにするためには足関節を使ってバランスを取ることが多いです。片脚立位やタンデム肢位(片足のつま先の前にもう片方の足の踵をつけた立ち方)を取ると足がグラグラする方が多いかと思いますがこれが足関節戦略です。
これらの戦略が上手く行えなければ立位時にバランスを保つことが出来ず、転倒に繋がってしまいます。
足関節戦略と股関節戦略を強化するスクワットとは?
通常のスクワットでも足関節戦略・股関節戦略を鍛えることは可能ですがよりそれらを鍛える事ができる器具を用いたスクワットをお伝え致します。
①半円のバランスボールに向かって正面に立つ。
②片足でそのボールの真ん中を踏む
③踏んだ足でボールを蹴って元の体制に戻る
このスクワットのポイントは片足でボールを踏んだ際に上半身が前や横に倒れないように行うことです。
上半身を正面に保つようにバランスを取りながら行う事で股関節戦略・足関節戦略を鍛える事ができます。
半円のボールが無かったり、難易度が高い方は難易度を下げてこちらのスクワットから行うことをお勧めいたします。
エバーウォークフィットのトレーニングではこのように器具を用いて難易度を調整することができます。
エバーウォークフィット
半蔵門線、総武線『錦糸町駅』より徒歩8分
TEL03-6240-9231
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相談のみでももちろんokです。
まとめ
・立位時にバランスを保つためには足関節戦略・股関節戦略が存在する。
・半円のボールなどを用いるとより効果的に鍛える事ができる。

水野 純一
店舗マネージャー
整形外科に勤務する傍ら、パーソナルトレーナーとしても活動しプロサッカー選手やモデルなどをクライアントに持っていた。また、セラピストや一般の方向けにセミナー講師も行っている。
○理学療法士
○PHIピラティス公認インストラクター
○スポーツフードスペシャリスト